今年は発表会の代わりに教室にてレッスン見学会を行いました。
今年2階に防音室を新しく造りましたが、保護者の方にお披露目する機会がなかったので
希望者のみ発表会のような形式で行いました!
内容は以下
●生徒さん演奏~
●連弾
●企画 (グランドピアノの音の出る仕組み~)
●講師演奏~
●余興で ドレミパイプでリズム遊び~ 家族でジングルベル
「普段ヘッドホンをつけて上達具合が分からなかったけど
びっくりしました」
「家での練習は聴いてましたが、教室のレッスン室の響きが違いますね。。」
「普通の住宅でここまでの音響のレッスン室を造れるんですね」
などなどのご感想をいただきました!
ほとんど電子ピアノで練習している生徒さんばかりなので、
私も講師演奏として シューマンの「子どもの情景」から数曲演奏しました。
最近の流行りの曲が好きな今の子どもたちがクラシック音楽を聴くのは忍耐がいることは分かっているのですが、グランドピアノが出来た歴史がありその過程の中で生まれた音楽がクラシック音楽であり、どんな音楽でどんな響きがするのか…を知る機会になればといつも思っております。
Youtubeで流れる機械の音楽に慣れている子どもたち・・
その瞬間にしか感じられない何かがあり、その見えない何かを感じる力(感性)が何事にも通じ(生きる力になる)この力が今の時代には本当に必要です!(イチローも言ってる!)
以前どなたかにクラシックは疲れる。何で聞いているひとが緊張しなければいけないんだ?
と言われたこともありますが、生きた音楽だからこその瞬間にしか感じられない楽しさがあります。
ただ感じ方はひとそれぞれなのですね。
それから自分も同じように本番を迎えるにあたって生徒さんと
「同じ気持ちを共有することが大切」だと思っているのですよね。
「練習する中で自分をどうコントロールするのか?」
「今の段階で何を一番大切にして練習したらよいのか?」
「本番前に自信がなくなって不安になる、、どうやってモチベーションを上げたらよいのか?」
私自身が練習していると、生徒さんの気持ちが理解出来ることが、
本当に自分で考えて答えを出していくしかありません。
このように本番まで計画してどのように練習するのか どうやったら弾けるようになるのか?自分の力で考えることがとても大切でこの経験が他のことに通じていきます。
おそらく切羽詰まらないとやらない各々。。計画的にやるってなんぞや?
だと思いますが、段々と自分で考えられるようになっていきます。
ピアノは勉強とは違った側面があります。
答え(正解)がない世界=常に自分で考えて判断することが大切です。
何でも1から10まで教えてくれる今の時代には難しく感じるかもしれません。
どんな結果でも自分で努力したことは全て自分の財産になりますので…
「自分なんか…」と思わずどんどんチャレンジしていって欲しいなと思います。
もちろんしんどいな~と思うこともあると思いますが、音楽、ピアノが本当に心から楽しいと思える瞬間は何事にも耐え難いものです!生きる原動力になります。
幸いにも保護者の方々が喜んでくださり(ほっ、、)素敵な会になりましたこと心より感謝申し上げます!
(ということで年末年始は自分の練習を頑張らねば…)
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